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【感想】東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法を読んでみた

更新日:2023年2月25日

出版社:PHP研究所 発行日:2014/7/1 評価:★★★★ (★:いまいち、★★:普通、★★★:面白い、★★★★:他者へ強く勧める、★★★★★:バイブル級) 著者山口真由 1983年生まれ。札幌市出身。筑波大学附属高等学校進学を機に単身上京。2002年に東京大学に入学し、法学部に進み、3年次に司法試験、翌年には国家公務員1種に合格。また、学業と並行して、東京大学運動会男子ラクロス部のマネージャーも務める。学業成績は在学中4年間を通して“オール優”で、4年次には「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け、2006年3月に首席で卒業。同年4月に財務省に入省し、主税局に配属。主に国際課税を含む租税政策に従事。2008年に財務省を退官し、2009年に弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


前提に、以下はあくまで本書を読んだ私の私見であり、私の一方的な解釈に過ぎないことをご理解ください。まだ本書を読んでいない方に対して、何かのきっかけを与えることができればいいと思い、記載しております。


1. 読んだきっかけ・目的

私自身、最近勉強の習慣化ができてきているものの、学生の頃とは違い中々定着させることに時間がかかってしまう年頃。。 そもそもの勉強法があまり効率的ではないのかも?と思い、勉強法の本を探していたところ、本書に出会った。著者が東大主席、とのことなので、どんな勉強法をすればそのような結果が残せるのか興味を持ち、読むこととした。

2. 本書を読んだ率直な感想

努力量が違う。天才なんて言葉で片付けてはだめだ、と心から思った。一番印象に残ったことは以下(私の理解で本書の表現とは異なる)。本書を読んだ後に、社会人生活を振り返ってみると、自分も含め傲慢な生き方をしてしまっている人が多いということ。私自身は都内の俗にいう大手企業にて勤めているが、学生時代はそれなりの結果を出して来た人たちが多いように思える。一方、そこで止まっている人も多いのではとも感じる。

自信と傲慢は別。やればできるから、やらない。ではだめ。過去の栄光にしがみついてるパターンになってしまう。根拠なき自信を証明された実績へ変えることが大事。そのために努力をする。

本書の通り、根拠のない自信を持って物事に取り組み、その自信を証明するために惜しみない努力をし続けることが社会人にも求められている要素なのだと感じた。


3. 読むべき年代

無論、いつ読んでもためになる本だとは思うが、私は学生〜若手社会人に該当する方に本書を読むことを推奨する。また、本書はAmazon プライム会員であれば、Kindleから無料で読めるため、是非読んでもらいたい。

具体的なTipsは本書を読んで学んでいただきたいが、自分自身の勉強法を早く確立して、根拠なき自信を持って物事に挑戦するメンタルを手に入れてもらいたい。


4. 学んだこと

以下に私が読みながらメモした学んだ点を記載する。(が、ここは皆さん実際に本書を読んでいただき、自身の学びとして吸収してもらえたらと思う。)

  • 向上心を持っていること自体がどんな恵まれた才能よりも強い資質。向上したいと思える気持ちが先ず何よりも大事。それを忘れずに。

  • 勉強自体は手段で、楽しくない。その先のゴールが楽しい。だから人間は頑張れる。

  • 小さな成功体験を積み重ねることが大事。成功体験は貯金。それは自信につながる。

  • 失敗はミクロで管理。マクロでは忘れろ。自信を失ってしまうとやれることもやれなくなる。ミクロな視点でネガティブネス、マクロな視点でポジティブネス。社会のせいにするな。

  • 努力することが仕事なら、努力したことを見逃すな。褒めろ。そしてチームは良くなっていく。

  • これができたはずという過去思考よりもこれからできることは何かという未来志向がポジティブ維持につながる。

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